オオキンケイギクは「特定外来生物」です
[2021年6月18日]
オオキンケイギクは「特定外来生物」です。栽培、運搬などの行為が禁止されています。
オオキンケイギクとは、北アメリカ原産のキク科の多年草で、5月から7月頃にかけて黄色の花が咲くおおよそ30~70cmの植物です。大淀町では、国道169号線沿線や住宅団地の空き地など、道端や開けた土地に多く見られます。
(ほとんど散っていますが、法面一面がオオキンケイギクで埋め尽くされます)
オオキンケイギクは、非常に強健な植物で、グランドカバー効果が高く、花もきれいなため、緑化のために道路法面などに多く利用されてきました。また、ポット苗としても生産・流通されてきました。ところが、あまりに強靭な植物であるために、在来の野草(カワラナデシコやカワラサイコ等)を駆逐してしまうことから、平成18年2月に環境省により特定外来生物として指定され、現在では栽培、保管、運搬、野外に放つこと等の行為が禁止されるようになりました。
オオキンケイギクは、特定外来生物に指定されて以降、栽培、保管、運搬、野外に放つこと等の行為が禁止されています。オオキンケイギクの駆除、処分は、次のとおり行ってください。
根から引き抜いてください。この時、根が残っていないか注意してください。根が残っていた場合、翌年以降に生えてくるおそれがあります。
引き抜いた株を、そのまま「可燃ごみ袋」に入れて、密封してから枯らしてください。枯らしたあとは通常の「可燃ごみ」として出してください。
詳しくは、次をご覧ください。
業務時間:午前8時30分~午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)