豚熱(CSF)についてのお知らせ
[2021年5月12日]
令和3年4月25日(日曜日)に大淀町内において死亡していた野生いのしし1頭について、奈良県において検査が行われた結果、豚熱(CSF)の感染が確認されました。
なお、死亡原因がわからないいのししを確認した際には、速やかに大淀町役場建設産業課までご連絡をお願いします。
豚熱(CSF)とは、CSFウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
世界各国に分布していますが、北米、オーストラリア、スウェーデン等では清浄化を達成しています。
CSFは、豚やいのししの病気であって、人に感染することはありません。仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。また、感染豚の肉が、市場に出回ることはありません。
CSFは、豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。畜産農家の方は、飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
捕獲いのしし等にCSFウイルスが付着していた場合、CSFが拡散する可能性があります。通常のルールに加え、下記のリンクをご確認いただき、実施をお願いします。
業務時間:午前8時30分~午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)